DualKinect Calibration編!
ipiで使えるようになったらしいDualKinectのキャリブレーション方法です。
まずKinectを二台用意して、PCに接続します。
IPIRecoderde(最新版)で認識されるのを確認、ちゃんと
チェックが着いていたら
↑のような感じになります。
ちなみに黄色で表示されている場所は、Kinectで認識されないダメな部分なので
注意してください。特にActorが立つであろう床の部分だけは極力黄色を無くして下さい。
今回は、Kinect同士の角度が中心を軸に150度ほど、距離としては5.5mほど離してます。
まずはキャリブレーション。
横50~100cm、縦70~150cmの板を用意します。(今回は横90cm、縦120cmを使用)
背景を5秒ほど写したあと、その板を持って撮影箇所の中心に立ち、板の4角が両Kinectで確認できるようにします。
持ちながら、板をゆっくり、30度ほど傾けてあげると良いです
動画を取り込んだら、次はIpiDesktopMotionCaptureを起動します。
↑赤丸で囲んでる場所は、板を表示している間のフレーム分で、そこだけを残すように
調整し、
Calibrationタブを開いて、チェック項目を選んで、
Calibrate…..3D Planeをクリックします。
今回は、Kinectを150度ほど開いているので、下のほうにチェックを入れました。
↑うまくいけば、カメラの位置が撮影したときと、IPIの仮想空間とで同じになります。
↑板の4角と中心にある緑の点(または黄色点?)が、キャリブレーションに重要な情報で
この点を元に空間情報が作られます。
この点が赤だったり、または見当たらないフレームが多かったりすると、キャリブレーション失敗の元になりやすいので、なるだけ両Kinectで4角を把握させるようにしましょう。
キャリブレーションはこれで終了です。
あとは今までどおりにモーションを取って、キャプチャーするだけ!
1つのKinectだと取れないようなモーションも、かなり楽に取れるようになります。
座ったりするのも比較的容易になりました。
サンプルはまた後日上げます!
※床の種類によっては、赤外線がうまく反射されず、Kinectが床を正常認識してくれない場合があります。(認識されていない色である黄色で床が表示される
絨毯を敷く、ダンボールを敷くなどで、どうにかKinectに床を認識させるようにしましょう。